言語聴覚士を目指した理由
私が言語聴覚士を目指したきっかけは、ある知的障害の施設でお仕事をしていた時でした。当時の私は、無資格の一般職員として自閉スペクトラム症、知的障害、ダウン症候群の方たちと共に「箱折り」などの作業をしていました。その中で、自閉ペクトラム症でことばを話せない方がいて、「話せないのだからきっと何もわからないだろう」と思ってしまいコミュニケーションをとれないでいました。一緒に作業を進める中でその方の場合は、理解力はあるけれども、言葉を出すことができないのだ、ということがわかり「もっと早くわかってあげれば良かった」と悔やみました。言語のリハビリなどで少しでも何か言葉が話せれば、本人のストレスの軽減や、仕事、私生活の充実が図れるのではないかと考え、本屋さんに行き「言語聴覚士」という資格を知ったのです。コミュニケーションは言葉だけでなくその方の生き方へも大きく影響すると思います。
当教室ではコミュニケーション障害のバリアフリーを目指し、子どもから大人まで様々なニーズに応えられるよう努力していきます。人生100年時代、いつまでもコミュニケーションを楽しみ、美味しい食事を食べられるよう、言語や口腔のトレーニングを行っていきましょう。
言語聴覚士 今村 瑞妃(いまむら みづき)

高崎市内の保育園で吃音の理解授業を行いました。みんな真剣にお話を聞いてくれました。お時間いただきありがとうございました。
2024年3月17日に「家族にありがとうをつたえる会」の様子が上毛新聞に掲載されました。当日は50名ほどの方にご参加いただきました。脳梗塞後遺症の方の演奏で歌を歌ったり、当教室に通っている男の子が空手の形を披露してくれました。また、小学生の女の子が家族に感謝を伝え、その子のお母さんからも感謝のお手紙を読んでいただきました。皆様のおかげで本当に良い会になりました。ご参加くださりありがとうございました!(^^)!




