心療内科(小児・成人)|あおぞらファミリークリニック|高崎市緑町の内科・心療内科

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心療内科(小児・成人)

心療内科(小児・成人)|あおぞらファミリークリニック|高崎市緑町の内科・心療内科

心療内科は「心身症」を専門とする診療科です。「心身症」は、こころや人間関係等の不調が原因や悪化因子として大きな部分を占める身体の病気のことです。日常でもよくみられる病気は以下のようなものです。

小児・思春期

主に乳幼児期:生まれてから幼稚園まで

夜泣き

赤ちゃんが夜中に突然目を覚まして激しく泣くことを夜泣きといいます。多くは生後3、4か月頃から1歳半くらいにみられます。特に新生児の頃は、昼と夜の区別がほとんどつかないため、1日の睡眠サイクルが未熟であることが原因であるとされていますが、はっきりとした原因が分からないことも多々あります。

主に幼稚園から小学校

夜驚症(やきょうしょう)

夜驚症は、かん高い叫び声や泣き声をあげて、突然目を覚まします。大変怖がって怯えている様子が特徴的です。自律神経症状が出るので、汗をかいて、心拍が速くなり、息がハアハアとなってきます。身体は起きていますが、頭は寝ている状態なので、周囲にはまったく反応しません。呼びかけても聞こえていないし、そばにいる人も見えていません。5~15分くらい続いた後は、再び眠ります。お子様の100人に2~3人くらいにみられます。3~12歳くらいで発症しますが、5歳前後に多くみられます。はじめは夜驚の頻度は多くみられますが、次第に減ってきます。

登園しぶり

一過性のものや軽度の登園しぶりをふくめると、ほとんどの児にみられますが、不登校に直結するものは少ないです。子どもに登園拒否をされると、つらくあまりに泣かれると、かわいそうなことをしているのではないかと悩むお母さんもいらっしゃいますが、大変な時期は一時のことだと認識し焦らないことが重要です。

主に学童期:小学校の頃

周期性嘔吐症

周期性嘔吐症(アセトン血性嘔吐症)は数時間もしくは数日間、繰り返し激しい嘔吐を繰り返す病気です。嘔吐の間隔には個人差があり、数日間に何度も繰り返すこともあれば、年に数回程度のこともあります。2~10歳くらいの子どもに多くみられ、思春期になると自然に治ることが多いです。

反復性腹痛

腹痛が少なくとも1か月に1回(多くはほとんど毎日から週に1~2回)、3か月以上にわたって続き、生活の障害となる病気です。これは3歳から中学生くらいの子どもで、熱や嘔吐・下痢もなく差し込むような腹痛が繰り返しおこる状態で、顔が真っ青になったり、冷や汗をかくこともあります。症状は心理的なストレスが加わると悪化し、週末や休日になると軽快する傾向があります。心因性(ストレス性)に対しては、心理療法と薬物療法を組み合わせて行います。

心因性頻尿

心因性頻尿とは、ストレスによる心理的緊張により尿意を催すものです。例えば試験や発表会の前に尿意を感じやすくなることは、児童にしばしばみられますが、大抵は短期間で症状がなくなることが多く、病的とはみなされません。しかし、心理的な緊張が持続する場合には頻尿が続き、排尿に対する不安とともに自信がなくなり、症状が長期化してしまうことがあります。このような場合には特別な対処が必要です。

夜尿症

おねしょが概ね5歳を過ぎても1週間に1回以上のおねしょが続いていれば「夜尿症がある」としています。実際に気がかりになるのは、小学校に上がっても継続する場合が多いようです。夜尿症は自然に軽快することが多いですが、両親や本人が悩んでいる場合には積極的に治療をすることをおすすめします。

選択性かん黙(場面緘黙)

不安症の一つで、特定の状況や環境でしか発話がみられないことが特徴です。多くは安心感のある家族や親しい特定の人とはふつうに話せますが、幼稚園・学校では全く話せない状態です。

主に思春期:小学校高学年から中学、高校くらいまで

起立性調節障害

朝起きにくいなど午前中調子が悪く、倦怠感や立ちくらみなどの症状がみられ学校へ行けなくなることもあります。午後から夜になって元気が出てくるため、やる気がないと言われたり、不登校と間違われることもあります。自律神経を調節するお薬の服用や家庭生活や学校生活における環境調整を行い、適正な対応を行うことが大切です。

過敏性腸症候群

登校前の慌ただしい時間帯、何度もトイレに行く、排便しても何となくすっきりしないなどの訴えることがあります。下痢や便秘などお通じの異常、腹痛や腹部の不快感などが主な症状で、症状は持続することが多くみられます。遅刻や欠席も多くなり不登校になったり、罪悪感や自尊心の低下からうつ病を合併したりする場合もあります。このような症状をもつ子どもたちや保護者の方は、早めにご相談ください。

片頭痛

子どもの場合、成人と比べて痛みの持続時間が短く、始まりと終わりが比較的はっきりしています。痛みは通常3日以内におさまります。頭の両側に感じることが多く、頭痛以外の症状(顔面蒼白、嘔吐、腹部症状など)が目立つことも特徴です。

緊張型頭痛

30分~7日間持続し、いつ始まりいつ終わったかはっきりしないことが多く、両側性で、夕方などに強くなり、片頭痛とは正反対の特徴を持つ頭痛です。孫悟空の頭にはめられた輪に例えられる様に、頭を締めつけられる様な痛みであったり、頭が重いと感じます。

過換気症候群

3息が吸えない、呼吸困難感などの呼吸器症状と動悸、胸がしめつけられる、手足、しびれ感が突然起こります。強い不安や緊張感を背景に起こることが多く、ほとんどが中学生以上で、30歳代までの女性に多くみられます。過換気発作が頻繁におこる場合は、予防的に内服薬を使用することがあります。日常生活上の注意としては、日頃からストレスがたまらないように自分なりのストレス解消法を身につけておくと良いでしょう。

不登校

不登校は学齢期の小児全体の約5%にみられ、男女差はみられません。多くは小学校から中学校の間で生じます。比較的年齢の低いお子様は,身体症状(例:胃痛、悪心)を訴えるか、何らかの言い訳をして、登校を回避しようとする傾向がみられます。また、特に問題なく登校するものの、学校にいる間に不安になり身体症状を起こし、保健室へ定期的に通う小児も多いです。子どもの心理的ストレスを軽減することが最も重要で、家族をふくめた周囲の人たちで子どもを見守る体制を整えましょう。

成人

緊張型頭痛

頭の周囲が締め付けられるように痛くなるタイプの頭痛を起こします。日常的にみかける、最も多い頭痛タイプと言えます。頭の周囲だけでなく、首筋から肩、背中にかけて痛みを起こすこともあります。つらい症状が続いてすっきりしないため、心身への負担が大きく、夕方に悪化することが多いのが特徴です。

過換気症候群

心に抱えている不安や恐怖、緊張など精神的なストレスが引き金で起こります。急に呼吸が速くなり手足がしびれてつらい思いをする症状などがみられます。

過敏性腸症候群

腸の動きや感覚は、脳のストレスによって影響を受けやすく不安状態になると、腸の収縮運動が激しくなり、痛みを感じやすい知覚過敏になります。乗り物に乗ったりするとおなかが痛くなり下痢をしてしまう、おなかが痛くなり下痢と便秘を繰り返す、などの症状がみられます。

パニック障害

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えなどの発作(パニック発作)を起こし、そのために生活に支障をきたしている状態をパニック障害と言います。とくに、電車やエレベーターの中など閉じられた空間では「逃げられない」と感じて、外出ができなくなってしまうことがあります。

摂食障害
(拒食症・過食症)

摂食障害は「食事のコントロールが難しい」病気で女性に多くみられます。

拒食症

食べることを極端に少なくし、周囲から見るとやせすぎているのに体重が増えることを恐れ、より体重を少なくしようとする行動が目立つ病気です。

過食症

一度に大量に食べてしまい、そのことを非常に後悔し、気持ちが「ゆううつ」になったり、いらいらしたりし、太ることを恐れて吐いたり、下剤を使ったりすることで、食べたものを外に排出する行動が目立つ病気です。

うつ状態

脳内の神経伝達物質のアンバランスにより、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめない、眠っても早く目覚めて眠れないなどの症状が現れます。生活への支障が大きくなると、仕事・家事・勉強など本来の社会的機能がうまく働かなくなり、人との交際や趣味など日常生活全般にも支障を来すようになります。

以上おとなでも子どもでも症状と心の関係、人間関係が係わりやすい疾患をあげてみました。まだまだ原因が不明のものや解決策をみつけるのが難しいものも多いですが、相談しながら前進できれば良いなと思っています。